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新人看護師はわからなくて当たり前だから

叱らない、ゆっくり教える、が基本の職場で

現在は訪問看護ステーションに就職して1年目の30代女性看護師です。新卒でガンの専門病院に入職し、7年間の病棟勤務を経験しました。その職場を退職後、単発で訪問入浴、デイケア、健康診断業務等を経験しています。

私が新卒で入職したそのガンの専門病院は、総合病院ではありませんでしたが、500床程度の比較的大きな病院であり、教育制度も整っていたため、毎年40人程度の新卒看護師が就職してきました。各病棟には2~4人の新卒看護師が配置される状況でした。

その病院は私が通っていた大学と提携関係にあり、私自身その病院での実習の経験もありました。いくつかの病院での実習を経験し、その病院での患者さんへの暖かい対応をみて、ぜひそこで仕事をしたいと思ったことと、実習生への指導も大変優しかったことから、そこでならやって行けると思い就職しました。

私が新人のときは、各病棟に配属されている7人の看護師が1人の新人をみるという形だったのですが、私が就職して3年目頃から7対1をとるのになんとかギリギリな状況になってきて、看護師確保の観点から、病院全体での新人指導の方針が出され、とにかく新人を辞めさせないようにすることが第1の目標になりました。まずは病院に休まず来ることを目指し、業務中も叱らない、ゆっくり教える、が基本でした。

質問しやすい雰囲気を心がけ

私自身、病院の方針とは関係なく、新人は分からないことだらけで当たり前という考えだったため、質問しやすい雰囲気を出すようにしました。ただ、質問されたら、まずはその子自身がどう考えるかを聞いて、できるだけ考えて行動する力を身につけてもらうようにしました。初めて担当した新人さんは、褒められて成長するタイプの子だったので、相性は良く、途中から自分でもかなり勉強するようになりどんどん成長していきました。

私の担当の子ではなかったのですが、考えずになんでも質問するように育ってしまった子がいました。質問しやすい空気を作ることは大切ですが、なんでも教えれば良いというものではありませんでした。その子が医師にまで質問攻めにしているときは、自分の担当外であったにも関わらず驚いて止めてしまいました。相手の立場や時間の余裕等も考えて質問するよう指導しました。

教える方にも余裕が大事

どうしても自分が忙しいとイライラして、相手が萎縮する教え方になってしまいます。その自覚を持って、話すときにはどんなに忙しくてもきちんと相手の目を見て、理解度を確認しながら話すようにしていました。

新人は分からなくて当たり前です。それをいつも思いながら接すると、どんなに自分にとっておかしな質問があってもある程度受け入れられ、自分の心にも余裕ができるように思います。また、自分がどんな風に教えてもらえれば嬉しかったかをイメージしながら接するのも良いと思います。

新人看護師を指導する方も大変

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新人看護師サポート協会運営理事
新人看護師教育支援サークル代表

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